日記 2021年6月
そそのかされたので更新します。
もはや完全に読んでもらうために書いているので、常体で書く必要もないんですが、ハードルを上げないために日記という体で投稿しているので、今までのままでいきます。
6月28日(月)
今日の午前中に流行病の予防接種を申し込んでいるので、今日はそれさえできればの日なのだが、準備をしていなかったので早起きをすることになった。
事前準備が必要だとわかった時点で準備をしたような気になってしまうのは仕方がないことなので、黙って受け入れようと思いながら床に就き、なんかソワソワしてあまり寝れなかった。
6時半に起きて、予診票を印刷するためにコンビニに向かう。
印刷をしたあと、体調を崩したときでも食べたり飲んだりできる、いわゆる最後の晩餐が家にひとつも無いなと思い、ついでに調達。
必要事項を記入し、夜眠るために聞いたアルバムをまた最初から聴きながら30分ほど壁を見つめ、家を出発。
眠るときに聴いていた曲を起きてからまた聴くと、意識が不確かなときに考えていたことを思い起こせることがあり、狙えるときは狙っている。
昨夜は夜道についてと世渡りについて考えていた。
当然理屈とかは無いけど、なんでだよとは思う。
15分前に着いて、言われるがままに消毒と検温と本人確認を繰り返す。
そちらの御一行様という変な誘導のされ方をされて、パーテーション(パーティションの誤用)で区切られた空間に入る。
壁際に弁当なども置いてあり、控え室みたいだなと思っていたら、医師の衣装を着た人が入ってきて、
「こちらが見学の資料になります。本日は6人と言うことで、、、あれ?7人?」
と僕の場違いを確定させてきたので、失礼しましたとそそくさと立ち去る。
そんなこともあるさと笑いながら順路を進み、医師の説明を受ける。
事前にネットで調べた程度のことを手短に説明され、時間が短すぎると良くないのか、大学生活についていくつか質問される。
当然相手も興味がなさそうだったので、話が広がらないように無難な嘘をつき、注射をする空間に通される。
痛くないですよと言われ、左腕に針が刺さる感覚があった。
痛くなかったので、大抵の人間は会話で嘘をつかないんだなと思った。
激しい運動は控えるように言われ、絶対に本当なので気をつけることにした。
帰り道に薬局があったので、体調を崩したときでも食べたり飲んだりできる、いわゆる最後の晩餐が家にひとつも無いなと思い、ついでに調達。
レジ袋を断ったら「おっけー」と言われ、ウケた。
会話全般に言える気がするけど、相手の返答をある程度想定しながら発話するので、想定していない球を投げられると、意味通りに受け取るより前に、驚きと笑いに変換される。
いないいないばあで笑う赤ちゃんと本質的には変わらない。
これは善し悪しで、僕が漫才やコントを好きなのもこのおかげである一方、コミュニケーションにおいては、笑いの代わりに不快や困惑を引き出してしまうこともある。
まあその辺りは、そういう会話をする人なんだと思われるようになるまでは失礼には当たらないようにすることを気をつけている。
なんでこんなに本当のことを書いてるんだ僕は。
家に帰りほっと一息。
買った物を冷蔵庫にしまうときに、最後の晩餐と最後の晩餐で最後の晩餐がダブってしまったことに気付いた。
なるほど……ライフが増えて嬉しいな。
床に散らばった衣類の下に隠れた硬いなにかを踏んでしまい、よろめきながら退いてしまった。
僕にとっては激しい運動でも、一般的にはそんなことなさそうなので大丈夫だろう。
夜は、たほいやという択一クイズに興じる。
たほいやは本当に面白いので広まってほしい。
僕が友人たちとやった問題を200問くらいまとめたものがあるので公開したいなとも思っているけど、まだ友人たちに許可も取っていないので、いずれ。
寝れない。
寝なきゃいけないのにとかではなくて、大抵の日が寝なきゃいけないという気持ちよりも、むしろ寝たところでどうなるんだという気持ちの方に支配されて、寝れない。
大きな課題があるときに、小さな課題を解決する能力や意欲が無くなってしまうの、やめた方が良すぎる。
結局現状を打開する糸口は見つからず、朝になってしまった。
今日に点数をつけるなら、ちゃんと予防接種をできたので、100点。
明日は、やらないといけないことはないので、生きてたら100点ってことにしよう。
読んでいただきありがとうございます。